杉の無垢板フローリングを自作する、雇い実加工して床張りDIY

無垢板フローリング自作&床張りDIY 1.5坪の小屋作り

セルフビルド1.5坪の小屋の床作り

屋根と壁が出来て、
床が無い状態の小屋。

地杉の板で、床材を自作して、床張りしていく。

おさかな
おさかな

地産地消、身土不二の暮らしを作る!
そのへんにあるもので作るがテーマ。

めじなくん
セルフビルダーおじさん

暮らし始めると、家作り進まないでしょ。
なんでもいいけど、早く作りなよー。

床張り準備〜床下地を作る

タルキで床下地を作る

1820mm間隔に、
45mm×90mmのタルキを渡す。

おさかな
おさかな

300mm程度の間隔で並べて、贅沢な木材の使い方・・・。

 

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#床下 #小屋の床下 #床下チェック #小屋暮らし #小屋掃除 #木は反りますね #家作り反面教科書

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シロアリ対策に床下地材を防腐塗装

地面から床下地までの高さが30〜40cm程度。

湿気&シロアリ対策として、
木材防腐剤を塗っておく。

おさかな
おさかな

ぶっちぎり安価の木材防腐剤、クレオトップを使う。

床束で床下地を補強

鋼鉄製の床束を1820mmスパンの中央に支えとして入れる。

おさかな
おさかな

床束も300mmスパンで入れて、贅沢な使い方・・・。

地盤を踏み固めてないので、気休め程度。。

基礎をしっかり作らないと、時間とともに地盤沈下してくるので注意

透湿防水シートで空気層を作って隙間風を防ぐ

透湿シートの上に、
タルキ(胴縁)を桟木として並べる。

空気層を作って、湿気対策をする。

おさかな
おさかな

隙間風を塞ぐのと、
地面からの湿気を遮断したい。

おさかな
おさかな

タッカーは、プロ用を買った方がパワー不足で困らなくて済む。

自作でフローリング材を作る&床張りDIY

杉板を自動カンナで仕上げる

製材所で製材された状態の板材は、
ザラザラしていて、床材には程遠い。

自動カンナをかけて、ツルツルにします。

やぎおくん
自然派おじさん

カンナを掛けないと湿気を多く吸って、梅雨時期に不快になるぞ。
仕上げカンナも買ったら?

おさかな
おさかな

(迷う理由が値段なら買え、買う理由が値段ならやめとけ)
誘惑の声が聞こえる。。仕上げカンナ欲しい。。

12mmの杉板を雇い実加工する

本実加工ではなく、
雇い実にしようと思った理由は、

本実加工にすると、
実の分だけ板幅が少なくなってしまうので、
雇い実を採用。

実加工で必要な大工道具

  • 薄い板の溝掘りに使うトリマー
  • (または)ミゾキリカッター

雇い実の作り方

トリマーに横溝ビットを付けて、
杉板を削って、実(メス側)を作る。

雇い実の、雇い部分は、
杉板を自動カンナで4mm厚に削り、
ビスケット(接合材)としました。

おさかな
おさかな

安い横溝ビットは、10分くらいで壊れた・・・。
Amazon購入で返品出来てよかった・・・。
ネットの評価は安さ重視になりやすいので、全く信用出来ない。
(大日商の横溝ビットを買い直しましたよ)

刃物・ビット類は必ず日本ブランド製品を買うこと。

本格的に実加工するなら、小型ミゾキリがベスト

トリマーは、
木工細工などの小物を作るのには、
綺麗に削れて良いけれど、
床材を作るには、パワーが足りない。

30mm厚のフローリング材を加工するなら、
ミゾキリカッターを使った方がいい。

仕上げミゾキリカッターはパワーがあっていいけど、
実加工で使うには重すぎる・・・。

おさかな
おさかな

ミゾキリカッター重くて嫌い・・・。

めじなくん
セルフビルダーおじさん

大工さんは小型ミゾキリ使ってて、
丸ノコくらいのサイズでものすごく楽そうだったよ。

おさかな
おさかな

欲しい。。既製品のフローリング材を買ったと思えば、安い買い物なんじゃ?!

無垢板の反り防止に背割りを入れる

乾燥とともに、
無垢板は反ってくる。

背割りと呼ばれる、
切り目をあらかじめ入れておき、
ねじれ・反りを吸収させる。

おさかな
おさかな

張り終わった後に、反りが進んでいることに気付く。
ちゃんとやっておこう。

 

やぎおくん
自然派おじさん

15mm程度の薄い板だと反ってくるけど、

30mmくらい厚みがあると反りにくいよ。

金槌と釘締めで床張りDIY

床張りに必要な大工道具

  • 金槌(かなづち)
  • 釘絞め(先端の細い物がいい)
  • フロアー釘

長さを揃えて床張りしていきます。

金槌でフロアー釘を斜めに打ち込んでいく。
実にぶつからないよう、
最後は、釘締めを使って納める。

薄い板だったので、
38mmのフロアー釘で留めたけれど、

おさかな
おさかな

50mmの長い釘にすればよかった。38mmは短すぎる。

床材は壁際にぴったり寄せず、木の反りを考慮して隙間を空けておく。

フローリングのDIY加工で失敗したこと&改善点

床材12mm厚みは薄すぎて安定感がイマイチ

無垢板・無塗装の杉板フローリングは、
裸足で気持ちいいけれど、

おさかな
おさかな

12mm厚のフローリングは、薄すぎる・・・。
捨て張りにして、もう一枚張りたいレベル。

DIYで床張りするなら、
材料はケチらずに、30mm厚の床材にしたい。

やぎおくん
自然派おじさん

厚い材を使うと耐久度が全然違うよ。

ネダレス加工にでもしたら?

板を接合する実(ビスケット)が薄く強度が弱い

杉の接合材が4mmで、
杉は柔らかく、
接合強度は、気休め程度。

おさかな
おさかな

実部分もある程度の厚さが欲しい。

桟木スパン(間隔)303mmでは広すぎる

床材を12mm厚と薄い板材を使ったのもあるけれど、

桟木のスパンは、
標準の303mmよりもかなり狭くした方がいい。

やぎおくん
自然派おじさん

足のつま先、かかとが、必ず桟木に乗るようにした方がいいぞ。
桟木200mmスパンで張ると安定感が全然違うよ。

無垢板は反ってきて隙間が出来る

実加工でビシッと床を張って、
釘が見えないフローリングとしたかったけれど、

無垢板は、隙間なく貼り合わせても、
少しずつ隙間が出来て来る。

おさかな
おさかな

隙間から釘の頭が見えて来る。。。

DIYで綺麗に納めるなら、相じゃくり加工がおすすめ

本実加工、雇い実加工で、
隙間なく納めるよりは、

木の反りを考慮して、
相じゃくり加工にして、
隙間を開けて張った方が見栄え良く仕上げられる。

おさかな
おさかな

または、無垢板が乾燥しきるまで、
材を保管しておくか・・・。

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