セルフビルド1.5坪の小屋の床作り
屋根と壁が出来て、
床が無い状態の小屋。
地杉の板で、床材を自作して、床張りしていく。
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地産地消、身土不二の暮らしを作る!
そのへんにあるもので作るがテーマ。
![めじなくん](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/q_glossy,ret_img/https://diy.tadaima.asia/wp-content/uploads/2019/07/mejina_left.jpg)
暮らし始めると、家作り進まないでしょ。
なんでもいいけど、早く作りなよー。
床張り準備〜床下地を作る
タルキで床下地を作る
1820mm間隔に、
45mm×90mmのタルキを渡す。
![おさかな](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/q_glossy,ret_img/https://diy.tadaima.asia/wp-content/uploads/2019/07/koshoudai_right.jpg)
300mm程度の間隔で並べて、贅沢な木材の使い方・・・。
シロアリ対策に床下地材を防腐塗装
地面から床下地までの高さが30〜40cm程度。
湿気&シロアリ対策として、
木材防腐剤を塗っておく。
![おさかな](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/q_glossy,ret_img/https://diy.tadaima.asia/wp-content/uploads/2019/07/koshoudai_right.jpg)
ぶっちぎり安価の木材防腐剤、クレオトップを使う。
床束で床下地を補強
鋼鉄製の床束を1820mmスパンの中央に支えとして入れる。
![おさかな](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/q_glossy,ret_img/https://diy.tadaima.asia/wp-content/uploads/2019/07/koshoudai_right.jpg)
床束も300mmスパンで入れて、贅沢な使い方・・・。
地盤を踏み固めてないので、気休め程度。。
透湿防水シートで空気層を作って隙間風を防ぐ
透湿シートの上に、
タルキ(胴縁)を桟木として並べる。
空気層を作って、湿気対策をする。
![おさかな](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/q_glossy,ret_img/https://diy.tadaima.asia/wp-content/uploads/2019/07/koshoudai_right.jpg)
隙間風を塞ぐのと、
地面からの湿気を遮断したい。
![おさかな](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/q_glossy,ret_img/https://diy.tadaima.asia/wp-content/uploads/2019/07/koshoudai_right.jpg)
タッカーは、プロ用を買った方がパワー不足で困らなくて済む。
自作でフローリング材を作る&床張りDIY
杉板を自動カンナで仕上げる
製材所で製材された状態の板材は、
ザラザラしていて、床材には程遠い。
自動カンナをかけて、ツルツルにします。
![やぎおくん](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/q_glossy,ret_img/https://diy.tadaima.asia/wp-content/uploads/2019/07/yagio.jpg)
カンナを掛けないと湿気を多く吸って、梅雨時期に不快になるぞ。
仕上げカンナも買ったら?
![おさかな](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/q_glossy,ret_img/https://diy.tadaima.asia/wp-content/uploads/2019/07/koshoudai_right.jpg)
(迷う理由が値段なら買え、買う理由が値段ならやめとけ)
誘惑の声が聞こえる。。仕上げカンナ欲しい。。
12mmの杉板を雇い実加工する
本実加工ではなく、
雇い実にしようと思った理由は、
本実加工にすると、
実の分だけ板幅が少なくなってしまうので、
雇い実を採用。
実加工で必要な大工道具
- 薄い板の溝掘りに使うトリマー
- (または)ミゾキリカッター
雇い実の作り方
トリマーに横溝ビットを付けて、
杉板を削って、実(メス側)を作る。
雇い実の、雇い部分は、
杉板を自動カンナで4mm厚に削り、
ビスケット(接合材)としました。
![おさかな](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/q_glossy,ret_img/https://diy.tadaima.asia/wp-content/uploads/2019/07/koshoudai_right.jpg)
安い横溝ビットは、10分くらいで壊れた・・・。
Amazon購入で返品出来てよかった・・・。
ネットの評価は安さ重視になりやすいので、全く信用出来ない。
(大日商の横溝ビットを買い直しましたよ)
本格的に実加工するなら、小型ミゾキリがベスト
トリマーは、
木工細工などの小物を作るのには、
綺麗に削れて良いけれど、
床材を作るには、パワーが足りない。
30mm厚のフローリング材を加工するなら、
ミゾキリカッターを使った方がいい。
仕上げミゾキリカッターはパワーがあっていいけど、
実加工で使うには重すぎる・・・。
![おさかな](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/q_glossy,ret_img/https://diy.tadaima.asia/wp-content/uploads/2019/07/koshoudai_right.jpg)
ミゾキリカッター重くて嫌い・・・。
![めじなくん](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/q_glossy,ret_img/https://diy.tadaima.asia/wp-content/uploads/2019/07/mejina_left.jpg)
大工さんは小型ミゾキリ使ってて、
丸ノコくらいのサイズでものすごく楽そうだったよ。
![おさかな](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/q_glossy,ret_img/https://diy.tadaima.asia/wp-content/uploads/2019/07/koshoudai_right.jpg)
欲しい。。既製品のフローリング材を買ったと思えば、安い買い物なんじゃ?!
無垢板の反り防止に背割りを入れる
乾燥とともに、
無垢板は反ってくる。
背割りと呼ばれる、
切り目をあらかじめ入れておき、
ねじれ・反りを吸収させる。
![おさかな](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/q_glossy,ret_img/https://diy.tadaima.asia/wp-content/uploads/2019/07/koshoudai_right.jpg)
張り終わった後に、反りが進んでいることに気付く。
ちゃんとやっておこう。
![やぎおくん](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/q_glossy,ret_img/https://diy.tadaima.asia/wp-content/uploads/2019/07/yagio.jpg)
15mm程度の薄い板だと反ってくるけど、
30mmくらい厚みがあると反りにくいよ。
金槌と釘締めで床張りDIY
床張りに必要な大工道具
- 金槌(かなづち)
- 釘絞め(先端の細い物がいい)
- フロアー釘
長さを揃えて床張りしていきます。
金槌でフロアー釘を斜めに打ち込んでいく。
実にぶつからないよう、
最後は、釘締めを使って納める。
薄い板だったので、
38mmのフロアー釘で留めたけれど、
![おさかな](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/q_glossy,ret_img/https://diy.tadaima.asia/wp-content/uploads/2019/07/koshoudai_right.jpg)
50mmの長い釘にすればよかった。38mmは短すぎる。
床材は壁際にぴったり寄せず、木の反りを考慮して隙間を空けておく。
フローリングのDIY加工で失敗したこと&改善点
床材12mm厚みは薄すぎて安定感がイマイチ
無垢板・無塗装の杉板フローリングは、
裸足で気持ちいいけれど、
![おさかな](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/q_glossy,ret_img/https://diy.tadaima.asia/wp-content/uploads/2019/07/koshoudai_right.jpg)
12mm厚のフローリングは、薄すぎる・・・。
捨て張りにして、もう一枚張りたいレベル。
DIYで床張りするなら、
材料はケチらずに、30mm厚の床材にしたい。
![やぎおくん](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/q_glossy,ret_img/https://diy.tadaima.asia/wp-content/uploads/2019/07/yagio.jpg)
厚い材を使うと耐久度が全然違うよ。
ネダレス加工にでもしたら?
板を接合する実(ビスケット)が薄く強度が弱い
杉の接合材が4mmで、
杉は柔らかく、
接合強度は、気休め程度。
![おさかな](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/q_glossy,ret_img/https://diy.tadaima.asia/wp-content/uploads/2019/07/koshoudai_right.jpg)
実部分もある程度の厚さが欲しい。
桟木スパン(間隔)303mmでは広すぎる
床材を12mm厚と薄い板材を使ったのもあるけれど、
桟木のスパンは、
標準の303mmよりもかなり狭くした方がいい。
![やぎおくん](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/q_glossy,ret_img/https://diy.tadaima.asia/wp-content/uploads/2019/07/yagio.jpg)
足のつま先、かかとが、必ず桟木に乗るようにした方がいいぞ。
桟木200mmスパンで張ると安定感が全然違うよ。
無垢板は反ってきて隙間が出来る
実加工でビシッと床を張って、
釘が見えないフローリングとしたかったけれど、
無垢板は、隙間なく貼り合わせても、
少しずつ隙間が出来て来る。
![おさかな](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/q_glossy,ret_img/https://diy.tadaima.asia/wp-content/uploads/2019/07/koshoudai_right.jpg)
隙間から釘の頭が見えて来る。。。
DIYで綺麗に納めるなら、相じゃくり加工がおすすめ
本実加工、雇い実加工で、
隙間なく納めるよりは、
木の反りを考慮して、
相じゃくり加工にして、
隙間を開けて張った方が見栄え良く仕上げられる。
![おさかな](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/q_glossy,ret_img/https://diy.tadaima.asia/wp-content/uploads/2019/07/koshoudai_right.jpg)
または、無垢板が乾燥しきるまで、
材を保管しておくか・・・。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/q_glossy,ret_img,w_1024/https://diy.tadaima.asia/wp-content/uploads/2019/04/間柱の入れ方.001.jpeg)
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/q_glossy,ret_img,w_1024/https://diy.tadaima.asia/wp-content/uploads/2018/12/手刻み精度.001.jpeg)
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/q_glossy,ret_img,w_1024/https://diy.tadaima.asia/wp-content/uploads/2018/12/小屋の扉.001.jpeg)