DIY小屋作りの地ならし・整地作業
基礎工事は本気でやった方がいい
セルフビルドDIYで1.5坪の小屋を建てました。
よくここまで手抜きして小屋作りをしたと思います。
反面教師的に参考になれば幸い・・・。
DIY基礎工事、手抜き工事の結果
半年ほど経って、
若干、アルミサッシの建付けが悪くなった。傾いている?
もともと廃材サッシで、動きは重かったけど、さらに重くなったような・・・。
水盛り・遣り方をやらないと、まともに家は建てられない
水平レベル出し作業でやったこと
スコップで石と砂を入れて、
叩いて、レベルを合わせる。
レーザーレベルで高さをチェックします。
土でレベル出ししても、大雨で流れていく。
重機で造成してもらって、
地盤を固めてもらっているので、
これでいいかなと思った。。
まだ大工のことも全然知らなくて、
手抜き工事のヤバさがわかっていません。
一般的には、捨てコンして、コンクリを埋め戻して、レベル合わせします
材料の階層図(上が地上で、下に向かって地中になります)
↑
基礎コンクリート
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—- 地面ライン —-
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基礎コンクリート(地面に埋める)
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捨てコン
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大きめの砂利、栗石(ぐりいし)叩いて固める
↓
地中
直角レベル出し作業でやったこと
柱を建てる四隅に沓石(くついし)を置いて、
メジャーで対角線の長さを測る。
2つの対角線の長さが同じとき、
四角形(直角)になります。
適当すぎでしょ。
遣り方の杭を打たないと、(基準点が無いので)直角が出せない。
地盤が固すぎて、杭を打てる状態じゃなかった(言い訳)
家作りのやり方に必ず書いてある、
水盛り・遣り方の作業方法。
合理理的に水平・垂直を出す方法があるんだから、
ちゃんとやろう。
先人の知恵を、恩恵を受けよう。
沓石(束石)を基礎にして、コンクリートで固める
廃材で木枠を作って、コンクリートを練って流し込む
かさ増しのために、
石を入れています。
地面に埋め戻さないと、少量のコンクリートでは固定されない
たったこれだけのコンクリートでは、
仮置きみたいなもの。
枠を外して、
木材を仮置きしてみる。
コンクリートの体積が少なすぎて、簡単に動かせてしまう(地面に埋めていない)
基礎コンクリートは、地面に埋めましょう。
また、コンクリートは、押される力には強いけれど、
引っ張られる力、曲げられる力には弱いです。
すぐに割れます。
強度を上げるために、鉄筋を入れるといいです。
昔の家はアンカーボルトも基礎コンクリートも無かった
昔の家は、
石の上に置いているだけの基礎だったりする。
丸い石の上に柱が乗っかってるだけだったり。
家を建てる環境。風を受けない場所に建てる
昔の家は、飛ばされないで、
50年以上も平気で建っている。
風を受けない場所に建てるのは、
重要なこと。
それでも、小屋は飛ばされない
今年は、台風直撃が3回ほどありました。
台風のときの音は、凄まじい。
家が空を飛びそうな音を上げる。
ロケット打ち上げ音のような轟音が、段々と大きくなっていく・・・。
それでも、小屋は平気だったので、
これからもきっと大丈夫でしょう・・・。
風速50m/sには耐えられる。はず。
基礎の水平レベル合わせにレーザーレベルは必須
基礎のコンクリだけは、
レーザーレベルを使って、
確実にレベル合わせをしておかなければいけない。
最初にちゃんとやっておかないから、
あとになって手直しの手間が増えるんだぞ!
国産メーカー、フクダのレーザー
DIYレベルなら必要十分。
他製品と比較すると破格の安さ・・・。