屋根下地を組んで野地板を張っていく
屋根タルキに野地板を張って、
ルーフィング材の下地の面を作っていきます。
ルーフィング材の種類は何を使ったらいいの?
屋根下地を組んで、
野地板を張った後は、
ルーフィング材を張っていく。
ルーフィングの種類がたくさんありって何を選べばいいの?
ルーフィング材の耐用年数の比較
- アスファルトルーフィング 10〜15年
- 改質アスファルトルーフィング 20〜30年
- 透湿ルーフィング 50年
- 粘着層ルーフィング 20年
- 高分子系ルーフィング 20年
アスファルトルーフィング
一番安価なルーフィング材。
寿命が短いので、
出来るなら選ばないようにしたい。
改質アスファルトルーフィング
アスファルトルーフィングに、
合成樹脂などを加えて強化している屋根下地材。
ゴムの成分を重視して作られた製品は、
ゴムアスルーフィングと呼ばれる。
ルーフィング材にタッカーで空いた穴にゴム成分がまとわりつくので、
雨漏りしにくい。
素人目にはルーフィング材に穴が開くのが気になる・・・。
粘着層ルーフィング
タッカーで空いた穴からの雨漏れが気になる場合は、
粘着層付きのルーフィング材がある。
接着剤が付いているので、
タッカーで穴を開けずに施工出来る。
セルフビルドで一人で作業する場合は、
仮固定しながら施工出来るので、
作業効率性もいい。
施工時間の短縮になる。
貼り付け後、2時間以内なら貼り直し可能
結構進みましたねー。家の完成はいつ頃ですか?
今のペースだと終わる気がしない・・・。
(安物を探して買ってないで、作業効率のいい材料を買って早く終わらせないと・・・。)
屋根の寿命は、下地材が雨漏りするまでの寿命
雨漏りは、
屋根の仕上げ材で防いでいるわけではなく、
屋根下地材のルーフィング材で防いでいる。
屋根材に何を使っても、
瓦、コロニアル、アスファルトシングル、ガルバの鉄板でも、
下地材をしっかり施工していなかったら雨漏りしてしまう。
雨漏り対策にルーフィング材はケチってはいけない
安価で手に入れやすい、
改質アスファルトルーフィング(ゴムアスルーフィング)がおすすめ。
防音・断熱・屋根寿命を伸ばすために、二重屋根の下地を作る
空気層で屋根断熱対策
空気層を作るだけで、
断熱効果が大きく変わる。
断熱材は、
家を解体するときにゴミになってしまうから使いたくなかった。
エコな家作りを目指してます。
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ルーフィングの上は暑すぎて裸足で歩けない…。#削ぎ継ぎ#垂木継ぎ#二重屋根#空気層を作る#断熱対策#雨音防音対策#セルフビルド#家作り反面教科書#暗くなるまでが仕事
二重屋根構造で失敗したこと
野地板を手抜きして張ったので、
2度目のルーフィング張りがたわんでしまった・・・。
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台風がぐるぐる滞在していて、空が綺麗だったり、どんよりしてたり。雨が降らないタイミングで屋根作業。#屋根張り#桟木#セルフビルド#家作り反面教科書#台風どこいった
空気の層が太陽の熱と雨音を防ぐ
屋根(野地板)の隙間に手をかざすと、
夏の暑い日差しで温められた熱気が漏れてくる。
夏の屋根の表面温度は、
やけどするほど高く、
空気層で相当な熱量を防いでいるのがわかる。
ルーフィング材が消耗する前に、早く屋根材を張らねば・・・。