自然素材の杉板で軒天井を張る
杉板のメリットは、安い、材の確保が容易、加工しやすいこと
杉板は、とにかく安い。
サイディング材と違って、廃盤の心配もなく、
いつの時代も、確実に手に入る。
杉板は柔らかいので、
切ったり、継いだり、
加工の手間が楽なのもメリット。
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全部、ハンドメイドで手間が掛かるので、デメリットでもある。。
外壁と軒天は、
杉板で統一したので、
見た目の雰囲気も自然で良いです。
杉板は塗装コスト・メンテナンスコストが掛かる
自然素材の外壁の一番のデメリットは、
塗装の維持コストが掛かること。
![めじなくん](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/q_glossy,ret_img/https://diy.tadaima.asia/wp-content/uploads/2019/07/mejina_left.jpg)
杉板なんて張ったら、塗装が大変でしょ!
ガルバの波板なら、
メンテフリーだよ?!
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流石にガルバ波板の見た目はちょっと。。
あと、とても暑くなりそう。。
家の維持コストを抑える、外壁塗装に使った塗料
圧倒的安さの、木材防腐・防虫塗料、クレオトップ。
着色・色塗りのための塗料ではないので、
ブラウン系の色はおまけ程度と思った方がいい。
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材料コストは安いけれど、
毎年塗るとなると、
手間代の方が高く付くよねえ。。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/q_glossy,ret_img,w_1024/https://diy.tadaima.asia/wp-content/uploads/2019/06/鎧張りの隙間を塞ぐ.001.jpeg)
杉板は、1枚1枚サイズが違うので、加工に手間が掛かる
板の厚みは自動カンナ盤で揃えられるけれど、
自然素材の杉板の製材精度は、
正確に直角にはなっておらず、
乾燥と共に反りや、ひずみで歪んでくる。
規格材と違って、
羽目板加工なども
全部手作業で加工しなければならない。
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大工さんに頼んだら、どうしても割高になってしまうので、
自然素材の板張りにする人は少ない。。
一般的な軒天の施工方法は、
規格材のケイカル板を張って仕上げる。
サイズも整っていて、
1枚張るだけでかなりの面積が張れるので、施工が楽です。
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杉板張りは、不揃いのパズルをしているような・・・。
セルフビルド軒天張りで工夫したこと、失敗したこと
傾斜天井にすると隙間が出来てしまう
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軒天をわざわざ水平にするメリットなんてあるの?!
下地に傾斜が付いたまま、
軒天を張るとどうなるか。
鼻隠しの板は垂直で、
屋根タルキの下地は、傾斜が付いている。
90度に製材された直方体の板を張ると、
傾斜の角度の分だけ、
三角形の隙間が出来てしまう。
軒天の端を納めるために、
幅木で端の隙間を隠すにしても、
直方体の材では、やはり隙間が出来てしまう。
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三角形の隙間は嫌い。。材同士が直角に合わさるように仕上げたい。。
破風板の幅が短くて、構造材の母屋まで塞げない
当初は、母屋(屋根タルキ下地の横架材)の下に、
タルキで軒天下地を組もうと思ったけれど、
軒天下地が、
破風板の幅より大きくはみ出してしまうので、断念。。
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設計は大事ですね。。行き当たりばったり建築。。
足場無しでも軒天は張れる、脚立とロープで高所作業
クライミング用のハーネスを付けて、
軒天張り、塗装の高所作業をしました。
軒天を塞いでしまうと、
ロープを固定する支点が無くなってしまうので、
L型の固定金具をコーチスクリューで留めて、アンカーにします。
ロープを引っ掛けられる支点があれば、
脚立とロープを使って、
外壁周りのメンテナンス作業が出来る。
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クライミング壁張りの様子は、こちらをご覧ください(危なっかしい)
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/q_glossy,ret_img,w_160/https://diy.tadaima.asia/wp-content/uploads/2019/07/杉板外壁縦張り.001-160x90.jpeg)