小屋の強風対策にワイヤー&アンカーで固定する
台風で吹き飛ばされない小屋作り
小屋の基礎は、
束石を置いただけの基礎。
コンクリートも、ほんのちょっとしか使っていません。
床面積に対して、
ひょろっと縦長で見た感じもバランスが悪い。
倒れそうだ・・・。ものすごく不安・・・。
強風が来ても大丈夫なように、
ワイヤーで固定します。
ワイヤーを留めるアンカーを作る
ケミカルアンカー、後からコンクリートに施工出来る
接着系のあと施工アンカーです。
ハンマードリルで穴を開けて(14.5mm径)、
穴の中を綺麗に掃除して(歯ブラシを使った)、
ケミカルアンカーを差し込む。
ステンレスの寸切りボルト(M12)の頭にナットを2つはめて、
共回りしないように間にワッシャーを噛ませる。
ボルト挿し込んでをインパクトドライバーで締め付けます。
ケミカルアンカーのカプセルを割れて、
接着剤で固定される。
信頼出来る基礎コンクリートがあるなら、
確実なアンカーボルトに出来る。
杉の切り株をアンカーにしました
伐採した杉の切り株を、
チェーンソーで平面を出す。
コーチスクリューでワイヤーを固定しました。
近くにアンカーに出来そうなものが無かった・・・。
気休め程度のアンカー。
適当に作業すると、
心配や不安が尽きないので、
気休めになっていないような・・・。
ワイヤーをターンバックルで締めて固定する
廃材の梁にボルト穴が空いていたので、
羽子板ボルトを通して、ワイヤーを引っ掛けます。
ワイヤーのもう一方の端をアンカーに引っ掛けて、
ターンバックルでテンションを掛けて固定する。
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かなり適当ですがざっくり2面壁張れました。3メートルほどの高さがちょうどいい。これ以上高くなったらどうやって作業するんだろ。。#小屋作り#木のお家#杉板張り#壁張り#セルフビルド#家作り反面教科書
施工に使った道具
あと施工のケミカルアンカー、M12ロングタイプ
ロングタイプじゃなくても、
計算上は強度十分。
少しでも不安を残さないために、ロングタイプにしました。
36Vハンマードリル(SDSプラスシャンク)
コードレスはやっぱり便利
100V電源でもいいけれど、
電源が来ていない場所でも使えるのと、
Makita18Vバッテリー製品で揃えておくと、
バッテリーの使い回しが出来るのがいい。
36Vのパワフルさは、素晴らしい。
とにかく、古いハンマードリルは重くて嫌・・・。
ハンマードリルに対応したビットを買おう
SDSプラス軸のドリルビット。
ロングタイプ。
M12のアンカーボルトを使う場合は、
14.5mmのドリルで穴を開けて、
ケミカルアンカーを差し込みます。
ワイヤーの引き締めに、ターンバックル
耐荷重を考慮して、
大きいものを選んだ方が安心。
ワイヤーロープは、末端処理してあるものを買った方がいい
ワイヤーは、末端処理が必要。
自分で末端処理してもいいけど、
アイ加工済(リング状になっている)の
信頼された製品を買うことをおすすめします。
玉掛けの吊り作業するときに、
強度が出てなかったらと思うと恐ろしい・・・。
台風直撃3回に耐え抜いた1.5坪の小屋
台風から家を守るには、建てる場所・環境が一番
今年は(今年も?)台風の当たり年。
直撃しすぎじゃないだろうか・・・。
適当にやっつけ仕事で作ったので、
不安で不安で仕方が無い。
それでも、台風の強風でも、
思ったほど揺れなかったのは、
金物でガチガチに固定したから???
それ以上に、
台風の吹き返しの風が吹いてくる、
北西側の木々が守ってくれていると思う。
建築技術よりも、自然環境を活かして家を建てる
風速60m/s以上の風が吹き荒れたら、
諦めた方がいいような・・・。
自然の力の前では、人間は無力。
台風後は、
直径10cm程度の木々が、バンバン折れていました・・・。
直径50cmの杉も倒れているし・・・。
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