小屋の屋根張り準備。棟木・母屋に垂木を並べる
母屋スパン・垂木スパンを考えてる?木材の設計・見積もりのこと
1.5坪小屋の母屋と母屋の間隔は、1.8m(メートル)になってしまった
めんどうだったので、
小屋束を建てて、母屋を架けていない・・。
一般的な母屋スパンは、910mm(ミリメートル)
910mm間隔で母屋を架けていれば、
垂木の材厚は、45mm × 45mmで足りる。
スパンが長くなるほど、材厚が必要になる。
小屋の屋根垂木には、
45mm × 90mm の材を使ったので、
材積は、
45mm × 45mm の2倍。
費用も2倍になる。
在来軸組工法の一般的なスパンの参考に
- 1/4間 455mm (間柱・根太・垂木)
- 半間 910mm (母屋・大引)
- 1間 1820mm(柱・桁・梁)
455mmで割り切れるサイズで設計しておくといいです。
適当に作ると後で苦労が・・。
屋根垂木を固定する方法、使用した金物
垂木留め金具は、ひねり金物を使う
金物が90度捻ってあって、
母屋と垂木に釘で留めていきます。
Zマーク(在来軸組工法の金物)付きのひねり金物を使っていれば安心!!
(いろいろ手抜き大工で怖いんですが)
垂木は、ビス一発でも留められる
垂木を留める専用の便利なビスもあります。
タルキック一発で留められる!
母屋スパンが長く、不安だったので、
ひねり金物と兼用してタルキックで留めました。
野地板の長さは2m(メートル)。垂木スパンで割り切れる長さにする
野地板の継ぎ目の下に、
垂木が来るように。
釘で留められるように、
垂木間隔を計算して並べる。
野地板の長さが2,000mmなので、
垂木は、400mm間隔で並べました。
水糸で水平ラインを決めて、野地板を並べていく
垂木の長さを、ある程度揃えておこう・・。
垂木に野地板を打ち付けていく
屋根の面積を計算する
屋根面積から、坪数に変換
板材は、坪数いくらで購入します。
幅広の坪2千円程度の杉板の場合、
3坪分で約6千円掛かる。
金づちで手打ちして、
一体いつ終わるんだろうかと思うけど、
意外とすぐに終わりました。
家作りは釘を大量に使う
いかに、釘・ビスを安く入手出来るかが、
安く家を建てるポイント。
ステンレスのスクリュー釘で、野地板を留める。ステンは高い!!!
野地板を並べた後に、垂木の出を切り落として揃える
丸のこで切れるところまで切って、
残った部分を手ノコで落とす。
屋根下地が出来たら、次はルーフィング張り
ルーフィング材を屋根に上げるのに、大苦労・・
ロープで吊って屋根まで上げようとしているの図。
めちゃくちゃ重くて、
ここから、屋根に上げるまでが大変でした・・。
無理にロールのまま上げなくても、
少しずつ切って上げればよかった気がする。
セルフビルド家作り(1人で作る)で重要なことは、高い足場があること
高い場所で支えられる場所が無いと、
棟上げ、荷揚げが出来ない。
家作りで欲しいものリストを考える
クレーン(ユニック車)・バックホウ(バケットに乗って足場に)・クランプ足場台・スライド式はしご・・・。