最低限の大工道具で小屋を作る
セルフビルドで揃えておきたい大工道具
手刻み・ほぞ刻みで使った大工道具
その他に使った道具たち
- タッカー(透湿防水シートを留めるのに使う)
- 脚立2つ(棟上げ時に材を載せて使う)
- マキタ18Vインパクトドライバー
他にあると望ましい道具
- 手カンナ(カンナすら使わずに作ってます・・・)
手刻み・ほぞ刻みに必要な大工道具のことは、
こちらにも書いてあります。
経験ゼロからの、手刻み・ほぞ刻みで小屋作り
ド素人大工の在来工法の手刻み作業工程
木材のオス側の刻み
オス側は、
丸ノコと手ノコで木材を刻んでいきます。
カーペンターゲージという
材の中心を出せる道具で、
墨付けしています。
いい道具なのに廃盤でもう買えません、残念・・・。
材を縦に刻みを入れるときは、
対象材が1本だけでは、
ガイド定規が使えない。
横に同じ材厚の補助材をあてて、
ガイド定規を使える状態にして切っていく。
最初の1本を仕上げるのに、
30分くらい時間が掛かりました。
こんな調子で終わるのかな?!
木材のメス側の刻み
角ノミ機の出番です。
1寸(約3cm)の正方形で穴あけ加工が出来ます。
角ノミを使うときの注意点メモ
- 木材をガッチリ固定しないと、刻むときにズレる
- (浮き上がって刻めない)
- 角ノミの刃が木材に対して、直角になっているか確認
- (ズレていたら調整する)
- 木材を貫通させるときは、下に当て木をしないと割れるので注意
刻み・ほぞ刻み加工で参考にした本
在来工法のことも、
昔の家作りの伝統工法のことも書いてあります。
京呂組の技法
柱が桁を貫通して、梁とガッチリ組み合わさって固定する。
現代建築のプレカットの浅い刻みとは、
強度が圧倒的に違うだろうと思い、
技法として採用しました。
ツーバイフォー工法(木造枠組壁構法)は、
合板や金物をたくさん使うから採用したくなかった。
昔ながらの伝統工法に惹かれます。
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そうそう、これをやりたいんです(簡単そうだから) 桁を乗せてから梁を掛ける。#京呂組 #在来軸組工法 #いい本です #ど素人大工 #家作り反面教科書 #ホゾ組 #継ぎ手
大工にはレベルがある。大0から、1、2、3・・・。大9への道のりは遠い
カンナも使わずに、
作ろうとするくらい適当な小屋作り。
図面設計もしていない。
廃材を測りながら、
現物合わせで設計していく。
地盤の水平も出していない。
土でレベル合わせしたり。やってることが無駄・・・。
手抜き工事は後悔のもと。
後になるほど修正が大変になる。
焦るのはわかるけど、ちゃんとやろう
工程を省略して、
手抜き工事をしてしまうのには、
理由がある。
暮らしに余裕が無いから。
時間とお金に追いかけられて、
手抜き工事になってしまっている。
水が無い暮らしで、
車中泊暮らしで、
早く安眠出来る環境が欲しい・・・。
精神状態が良く無いと、
やることもおかしくなっていく・・・。
色々あるけれど、
原始的な道具で、
大0(大工レベル0)でも、小屋を作れるのが良い。
シンプルな道具で、シンプルに作るのが良い。
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物置小屋作り、桁と梁を仮組みしてみる。#素人大工 #大工見習い中 #まずはやってみる #だいたい建築 #家作り反面教科書 #日々の暮らし #刃物研ぎ