セルフビルド18坪の家づくり、2階(屋根裏)の小屋組
屋根垂木を垂木留め金具(シンプソン金具)で留めていく
横幅38mm × 厚み90mm の垂木を、
母屋(頂点は、棟木と呼ぶ)の横架材に乗せて固定していく。
手刻みの精度がイマイチでもいい、自分が納得出来る家づくりを
View this post on Instagram
雨が降ったり止んだり。台風過ぎたら猛暑ですね。屋根作業なかなか、まだまだ。#屋根張り#屋根垂木#母屋#母屋継ぎ#手刻みの家#適当な家#家作り反面教科書
軒の出が揃っていると気持ちがいい
軒先を鼻隠しの板で留めるときに、
長さが揃っていないと苦労するので、
垂木の長さを丁寧に測って切りそろえておく。
適当にやって後々になって苦労する・・・。
筋交いを入れて、小屋束と棟木(母屋)を固定していく
金物を入れる順序は、筋交い金物→羽子板ボルト(アンカーボルト)
構造強度を強く効かせたい金物から順番に留めていく。
先に羽子板ボルトを留めてしまうと、
筋交い金物が入らない・・・。
羽子板ボルトの穴と筋交い、金物が干渉しないように注意
筋交いが入る箇所に、
羽子板ボルトを通すときに、
金物が干渉しないように、
ボルト穴を木材の中心からずらして施工する。
プレート金物(短冊金物)を使えば、筋交い金物との干渉を避けられる
羽子板ボルトを使わず、
プレート金物を使った方がスマートに仕上がる。
プレート金物にすればよかった。
木材に穴を貫通させるのも強度が下がりそうだし・・・。
羽子板ボルト施工。小屋束と母屋を留める
台風で屋根が飛んでいかないように、
金物でガッチリと固定します。
ドリルで木材を貫通さるときは、当て木をしてから開ける
当て木をして穴を開けないと、
ドリル刃先が木材を貫通するときに、
木が割れてしまう。
View this post on Instagram
羽子板ボルトを穴に通して、角座金とナットで締める
ボルト類は、M12で揃えて、
角座金は、 W4.5×40 を使う。
サビを気にするならステンレス製を使うこと。
コーチボルト、コーチスクリュー(ラグスクリュー)は、下穴を開けてから施工する
下穴サイズは、コーチボルト径の85%程度
M12のコーチボルトで、10mm程度の穴を開ける。
杉材は柔らかいので、8mm程度でも問題なく入った。
View this post on Instagram
下穴を開けて、コーチスクリューで固定していく。筋交い分のスペースを空けておく。#羽子板ボルト#筋交いとの干渉#施工ポイント#設計大事#下穴加工#いきあたりばったり大工#家作り反面教科書
横架材(母屋)をプレート金物で固定する
セルフビルドの手刻みの精度の甘さを、建築金物で補う
平ほぞで組んだだけなので、
引き抜き耐力はゼロに等しい・・・。
View this post on Instagram
プレート金物で母屋を固定していきます。(金物はヤフオクで安く買い集めたけど、余るだろうな。。)#建築金物#平形金物#平形プレート#定価では買えません#家作り反面教科書#セルフビルド
建築金物の選び方、よく見る「いろはにほへとちりぬ」って何?
構造強度によって使用する仕口金物が「建設省告示第1460号」で定められている
柱の位置、出隅か入隅か、1階柱か2階柱か、
筋交いの有無、数や付く位置、
材厚などの条件によって、
どの程度の構造強度を保証する金物を使えばいいのかを
告示記号として示している。
告示記号「い」が一番耐力が弱い
告示記号「い」
- N値 0以下
- 必要耐力0.0kN
- 「かすがい」を使えばOK
告示記号「ぬ」に近づくほど耐力が強い
告示記号「ぬ」
- N値 5.6以下
- 必要耐力30.0kN
- 「ホールダウン金物」 を使う
N値計算って実際どうするの?
金物の干渉に苦しめられました・・・。
建築設計をちゃんとやろう。
(適当すぎる家づくり・・・)
家づくりに使ったおすすめの道具、材料など。
プレート金物、短冊金物
※短期基準引張耐力6.8kN
羽子板ボルトより、少し耐力が弱い。
ロングドリルビット、インパクト対応
ロングビットを買っておいた方がいい。
8寸角材(24cm)も貫通出来る。
M12ボルトに合わせて、
ドリル径16mm(余白が2mmになる)を選ぶ。