セルフビルドの家作り、1人で棟上げって出来るの?
刻み終えた材から、
組み合わせて棟上げしています。
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ちゃんと組み合わさって、家の構造が出来上がるのか不安過ぎる・・・。
初めての作業で、
柱を1つ建てるだけでも恐る恐る進めています。
柱1つ1つに仮筋交いで固定したけど、
時間が掛かりすぎるので、
ある程度まで組んでから柱の垂直の調整をした方がいい。
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正確に刻み加工が出来ていれば、垂直に立ち上がる(はず)
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pm5、棟上げをして柱を立てる。桁と梁の棟上げどうしようかね。#セルフビルド#一人で出来るかな#家作り反面教科書#小屋作りみたいなもん#おさかなの一日#海から生還しました
在来軸組工法で家を建てようと思った理由
家の構造は、
ツーバイフォー工法(枠組壁工法)ではなく、
在来工法にしようと思った理由はいくつかあります。
在来工法の方が、木材の入手が容易で、安価
ここは離島なので、
大きいホームセンターが無くて、
まず、そもそものツーバイフォー規格材が売っていない。
ツーバイフォー工法で建てるとなると、
構造用合板も必要になってくるけれど、
合板(900mm × 1,800mmサイズ)1枚で、2千円弱します。
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規格材、ネジやビスの建築材料の全てが高い。
製材所の木材だけは安く入手出来る。
手刻み加工が出来れば、丸太でも家を作れるようになるはず
プレカットを選ばなかった理由でもあるけれど、
木材を手刻み加工で組み合わせることが出来るようになれば、
家作りの増築・改築も、
修繕・補修も1人で出来るようになる。
丸太をラフに加工して、
東屋を作ったり、
ログハウスを作ったりすることも出来る。
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敷地に杉がたくさん生えているので、使いたいときに伐ろう。
夢が広がる!
伐りたての丸太は重すぎて、
重機があったらなあと、ひ弱になるんだけど・・・。
家作りのコンセプトは、
便利な(高価な)材料に依存せず、
原始的な(安価な)材料で家を維持出来るようにすること。
湿気がこもりやすいツーバイフォー工法は、シロアリ被害に合いやすい
シロアリと台風(強風)にやられない家作りが最重要ポイント
ここは、雨が多く、湿度も高い環境なので、
ツーバイフォー工法だと、
シロアリ被害に合いやすい。
大工さんに教えてもらいました。
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合板を張り付けると湿気がこもって、シロアリに食われやすいよー。
断熱材を入れて、
暖かい家にしてしまうと、
さらに、シロアリさんが快適に住んでしまうので危険。
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隙間スカスカで空気が流れる、低気密、低断熱の家にしよう!
冬の寒さ対策は、
薪の火で暖をとって、
煙で虫対策することにする。
湿度の高い日本では、ツーバイフォーは向かない。
合板の中は密閉されて湿気が溜まりやすい。
1人でやるからこそ、作業効率化が超重要
1人棟上げの工夫は?
柱を立てて、桁を架ける
柱を建てた後は、
桁を乗せていきます。
柱の頭に桁の穴2〜3個通します。
脚立を2つ使って、
少しずつ高さを上げていって、
うまくハマるように組み合わせる。
原始的な作業で、
工夫というより、
気合いでなんとかするという意味合いの方が大きい。
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気合いだ気合いだ気合いだ気合いだ気合いだ気合いだ気合いだ・・・。(失敗して、材を落としたりする)
精神論だけでは、失敗したり、いつか怪我をする。
「頑張りすぎない」工夫が必要。
7寸の梁をレバーホイストで吊って、桁に架ける
7寸材はとても重かった。
製材したばかりのフレッシュな状態では、
材によっては、1人で持って移動出来ない重さ・・・。
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この材重すぎる、乾燥して軽くなるまで待とう・・・。(諦める)
レバーホイスト(通称ガッチャ?)で吊り上げて、
桁と桁に乗っかるように移動します。
乗ってしまえば、片側ずつ移動して、
桁の先端に引っ掛けて組み合わせます。
ほぞ加工、継ぎ手の加工、木組みはシンプルにする
必要なのは、匠の技ではなくて、誰にでも出来る最低限の品質レベル
梁の継ぎ手は、単純なL型にする
梁の継ぎ手は、
どうしようか悩んでいたけれど、
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台持ち継ぎで梁を継ぐのが一般的かなー。
素人には無理じゃないか???むむむ・・・。
素人大工なので、
出来ないことは、割り切って、
単純なL型で梁を継ぐことにしました。
ダボで引き抜き強度を高める
1寸(約3cm)の穴をカクノミで開けて、
ダボを作って梁と梁の繋ぐ材にする。
1日1梁を組んでいくペース、無理しないで棟上げ
桁を梁を組み合わせて、小屋組みまで終わりました
小屋組みまで終わって、
続きは、棟木と母屋、屋根裏を組んでいきます。
刻みはこれから現物合わせ・・・。
1人作業の棟上げも、
やればどうにかなりましたが、
たまたまうまくいったからではなくて、
確実・安心・安全な作業に落とし込まないと、
いつか怪我をする。
次に家を建てるときは、
7寸材の重い材は使いたくないぞ。。
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気合いは必要だけど、頭の方が必要だ(頭悪いから)
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小屋束の柱は刻み終わったので、次は棟木と母屋です。三寸材なので楽だ。#家作り#小屋作り#手仕事#手刻み#段取り八分#テキパキやりましょう#セルフビルド#家作り反面教科書
棟上げにあると便利な道具
レバーホイストは、荷揚げ、荷締に、掛かり木外しに使える
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ガッチャがあれば、人力で重いものを動かせます。
揚程(引ける長さ)が1.5mと短いので注意。
便利な道具がパフォーマンスを引き出す。
長い距離を動かすときはチルホールがオススメ
20mワイヤーロープで引けます。
人力で800kg引けるので十分過ぎる強さ。
主に、伐採のときに使ってます。
1人でも安全に狙った方に倒せます。
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大きいものを選べば引ける力も強くなるけれど、
本体が重くなるので嫌・・・。
軽さも重要なポイントです。