DIY小屋作り。必要な木材の量の見積もり
1.5坪小屋の建築設計、小屋の形状
在来工法で小屋を建てるのに、
必要な木材の量はどれくらいだろう?
大工仕事、ド素人・未経験なのでさっぱりわからず・・。
構造材の太さは、
何寸角を使うのがいいのかもわからない。
いろんな人の家作りを見て、
木造建築のスパン表を見て、
プレカットの見積もりを見て、
なんとなくで設計して、
なんとなくで家作りが始まりました。
小屋の規模・大きさ
もらってきた廃材で小屋を建てる。
廃材に合わせて設計して、
このようなサイズになりました。
- 縦 1.8m(メートル)
- 横 3m(メートル)
- 床面積 = 1.8 × 3 = 5.4㎡(平方メートル)
- 柱高さ 3m(メートル)
- 床面から梁までの高さ 2.7m(メートル)
- (柱高さから、土台の高さ0.3m(メートル)を引いた長さ)
- 小屋束高さ 0.5m(メートル)
- (梁の上から屋根下までの高さ)
屋根の形状は片流れ
建物の片側が高い形状の、
片流れ屋根で作りました。
屋根の面が1面で、形状がシンプル。
切り妻屋根のように、
頂点の雨仕舞いの必要が無いのが、
片流れ屋根のメリット。
在来工法でほぞ加工して建てる
柱と桁と梁を組み合わせて建てます。
柱をコンクリートの沓石に4本建てて、
桁を乗せて、梁を乗せて、
構造体を組み上げます。
小屋のサイズに対して、柱が長すぎる・・・。
柱のホゾが、桁を貫通して、梁と組み合わさります。
梁のホゾ穴、3cm角の穴にちゃんとハマるんだろうか・・・(不安)
小刀で柱を建てる場所をメモ「東海」(そのうち見えなくなる)
小屋の建築設計で失敗したこと
土台の水平を繋ぐ材を作らなかったので、
筋交い・間柱、外壁を張るときに、
固定する材が無く苦労しました・・。
最初は、床を作らず土間にしようと思ったので、
柱掘っ建て小屋でいいかと思った・・。
壁張れないじゃん!と後で気付く。
地面の水平レベル合わせをせずに、
柱掘っ建て方式にしたので、
柱4本の長さをそれぞれ調整して刻み加工しました・・。
基礎を手抜きすると、その後の工程で手間が増える。
構造材(間柱・筋かい含む)で使用した木材の量
構造材で使用した木材の量
全て廃材でまかないました。無料です。
- 柱(はしら) 3.5寸(105mm) 4本
- 桁(けた) 4寸(120mm) 2本
- 梁(はり) 5寸(150mm × 120mm)1本
- 梁(はり) 6寸(180mm × 120mm) 1本
間柱・筋かい(45mm × 90mm)で使用した木材の量
3寸角の半分のサイズ。半割りとも言います。
筋交い 3m(メートル)
- 1階 たすき掛けの面(X)が2つ
- 1階 片筋交いの面が2つ
- 屋根裏 片流れの高い箇所に片筋交い(1mくらい)を2つ
- 計8本
間柱 3m(メートル)
- 1階 7本
間柱施工で失敗したこと
一般的には、455mm間隔で間柱を入れますが、
900mm(半間)間隔で間柱を入れたので、
壁張りのときに苦労しました・・・。
その他、構造材以外に必要な木材
屋根材の垂木・野地板・外壁材・床材・板材などがある。
木造建築は、
構造材が材の大半を占める。
と思いきや、
壁紙クロスや、
壁下地材の石膏ボード・ケイカル板を使わない家、
全て、木で作る家、
自然素材の家にしようとすると、
外壁も内壁も木材で作ろうとすると、
まだまだ、
かなりの木材を消費します。